北岡大使夫妻、自閉症の人々が運営するタジキスタン初のソーシャル・カフェ視察
平成30年7月31日

7月31日、北岡大使夫妻は首都ドゥシャンベの第72中学校の中にあるソーシャル・カフェ「ダル・ヤク・ザミン(同じ地球の上にいる)」を視察。
これは自閉症の人々が運営するタジキスタンで初の、そして唯一のカフェで、大使にとっては昨年11月に引き続き二度目の訪問となりました。
本年6月には、日本NGO連携無償資金協力の事業「ヒッサール市におけるインクルーシブ教育(障がい児と健常児をともに学ばせる)促進事業」のフェーズ2に関する署名式が行われましたが(6月29日付当館HP参照)、このカフェは、インクルーシブ教育で学んだ自閉症児に卒業後の就職を与えるべく設立されたものです。
設立したのは自閉症児の親を支援するNGO「イローダ」。
大使夫妻は、「イローダ」のディレクターを務めるローラ・ナスリッディノヴァ女史の案内で、カフェと、さらに「イローダ」が運営する「早期介入教育(Early Intervention)」が行なわれている教室も視察。
これは就学年齢前の自閉症児に訓練を施すことで、幼稚園で健常児との遊戯や学習を可能にするもので、既に就学年齢に達している自閉症児にインクルーシブ教育の準備を施す「リソース・クラスルーム」の幼児版です。
自閉症児の親である大使夫妻は、これまでボランティアが運営する「トレーニング・センター」であったカフェが、ライセンスの取得によりビジネスとして運営出来るようになったことを祝福。
さらに夫妻は自らの息子の療育経験を披露。
日本食の作り方を指導して、カフェが日本食のメニューを供せるようにする可能性などにつきナスリッディノヴァ女史と懇談しました。