相木大使の綿実油工場及び一村一品センターの視察

令和4年5月4日
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5月4日、相木大使はレニ・モンティエル国連開発計画(UNDP)当地事務所長及び高坂当地JICA事務所長と共に、ハトロン州ドゥスティ郡の綿実油工場及び同州ボフタル市の一村一品センターを視察しました。
 
綿実油工場及び一品一村センターは、日本政府及びJICAがUNDPと連携して進めている無償資金協力「第三次タジキスタン-アフガニスタン国境地域における生計改善促進計画(LITACAフェーズ3)」の一環として建設されたものです。綿実油工場(事業総額408,250米ドル)は、一日あたり4トンの綿花を処理することができ、工場での135人の雇用、綿花の種子を採取する農民200人の季節的な雇用を可能にし、農村部の生計改善に繋がります。また、一品一村センター(事業総額389,251米ドル)はハトロン州の小規模生産者及び農家への品質管理、包装、ラベリング、マーケティング等に係る能力開発の機会を提供し、製品の付加価値向上及びそれによる収入の増加を目指します。
 
<参考>
「第三次タジキスタン-アフガニスタン国境地域における生計改善促進計画(LITACAフェーズ3)」は、雇用機会の拡大、同プロジェクト製品の国内・国際市場へのアクセス強化、国境地域コミュニティによるクロスボーダー交易・対話・協力関係の促進を通じてタジキスタン・アフガニスタン国境における対象地域住民の生活水準向上を目的とするプロジェクトです。