「第二次バッタ管理対策改善計画」供与式

令和5年3月1日
供与式
供与式
供与式
 3月1日、ドゥシャンベ市において、相木大使は我が国が進める令和2年度無償資金協力「第二次バッタ管理対策改善計画」の機材供与式にハキムゾダ農業大臣及び高坂JICAタジキスタン事務所長とともに出席しました。
 相木大使はスピーチの中で、タジキスタン人口の約3分の2が農業に関係しており、その殆どが自給農業を行う小規模農家であるため、小規模なバッタの発生でも生計手段の喪失や食糧の確保が困難となり、脆弱な農村住民に被害を及ぼしかねないこと、本プロジェクトの目的は、バッタの発生と発生した場合の作物への被害を、人体や環境に配慮しながら最小限に抑えることにより、中央アジア各国及びアフガニスタンの6か国での食料安全保障の確保と住民の生活向上に寄与することである旨述べました。
 また、相木大使は、新型コロナ、ウクライナ情勢及びアフガン情勢を受けてプロジェクトが柔軟に対応してきたことに敬意を表し、引き続き関係者にはプロジェクトの成功に向けて尽力するよう祈念する旨述べました。
 供与式終了後は、供与された水タンク車、ワゴン車、簡易シャワーブース等を視察しました。