日本政府によるタジク・アフガン国境管理協力 ランガールに国境ポスト完成 引渡式を挙行
平成30年10月25日


10月25日、北岡大使は東部ゴルノ・バタフシャン自治州に4度目の公式訪問を実施。
同日同州イシュコシム郡ランガールにて、日本がUNDPと連携して完成した国境ポストの引き渡し式を、ラフモンアリ国境警備隊総司令官との間で実施しました。
式典にはJICAの井上タジキスタン事務所次長も出席。
北岡大使、総司令官とともにスピーチを行いました。
ランガールは、アフガニスタンとの国境にありますが、さらにパキスタンとの国境とも僅か40キロという重要な位置にあるため、完成した国境ポストは3か国の交流の場として機能することが期待されています。
北岡大使はスピーチで「悪天候などで工事に遅れがあったが、今回ようやくこの重要な国境ポストをタジク側に引き渡すことが出来て感無量である。国境管理の重要性は、先般訪日されたラフモン大統領と安倍首相との間でも合意されたことだ。日本政府は今後もUNDP、さらにはUNODCとも連携しつつ、国境管理面での協力を継続して行く」と発言。
その後大使は井上次長とともに、ラフモンアリ総司令官主催の歓迎ランチに臨み、関係者との交流を深めました。