北岡大使,視覚障がい者チェス大会でスピーチ

平成30年10月12日
        

10月12日、北岡大使は、首都ドゥシャンベにある「タジキスタン障がい者スポーツ連盟」の訓練センターを、同連盟の会長、アリモフ・アブドラウップ氏の招待で訪問。

同連盟が主催する「視覚障害者チェス大会」の開会式でスピーチを行いました。
日本政府は5月22日に、この連盟に対して障がい者スポーツ選手用トレーニング機材の供与を行っています(詳細は同日付の当館HPの記事参照)。
チェス大会は二日にわたって開催。

首都の三つのボーディング・スクールの視覚障害をもつ生徒30人が参加。

白と黒の違いや、ます目を触覚で感じることのできる特別のコマや盤を使った試合を、大使は熱心に観戦。
さらに日本政府が供与したマットを使用した、視覚障害者による柔道のパフォーマンスも観戦しました。

大使はスピーチで「障がいを乗り越えるために、最も重要になるのは熱意である。今日はチェスにも、柔道にも、皆の熱意が感じられるので大変嬉しかった」と述べました。