北岡大使、草の根無償資金協力「ヴァフダット市グリストン地区ジャンガロボード村第94中等学校校舎再建計画」供与式に出席

平成30年9月7日
    

  
 9月7日、日本大使館は、草の根無償資金協力案件「ヴァフダット市グリストン地区ジャンガロボード村第94中等学校校舎再建計画」の引き渡し式を同市グリストン地区ジャンガロボード村にて実施しました。式典には北岡大使、そしてヴァフダット市長のアミルゾーダ氏や、プロジェクトマネージャーのベルディエフ女史が出席。

 対象になった第94学校は、村の唯一の学校ですが、その校舎が建設されたのは1948年。

 近年老朽化が著しく、雨漏りや床の亀裂に悩まされていましたが、今回の日本政府の協力によりモダンな校舎に生まれ変わりました。

 これまで生徒の保護者は自ら屋根や床の修理費を負担して凌いで来ましたが、それも限界となり、このたび日本政府の協力で新校舎が建設されたものです。

 北岡大使は学校の教室を視察して生徒と交流したのち、スピーチで「このジャンガロボード村には『自分たちの学校は自分たちで守る』という強い『オーナーシップ』が感じられる。『オーナーシップ』があるところでは、プロジェクトは成功するし、かつ長持ちする。だから、今回のプロジェクトもそうなることを確信している。生徒や子供たちこそが、あらゆるコミュニティの発展のカギを握る。このジャンガロボード村も、決してその例外ではない」と語りました。
その後大使は市長と昼食を共にしつつ交流を深めました。