北岡大使、ゴルノ・バタフシャン自治州を再訪 シュグナーン行政郡で、河岸補強完了式典に出席
平成29年10月4日
10月3日、北岡大使は、 昨年9月に引き続き東部ゴルノ・バタフシャン自治州視察を開始。
4日、シュグナーン行政郡で「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による「診療所及び初等学校建設計画」完了式典に出席し、スピーチを行いました。
総額は89,001ドル。対象となったスチョン地区は、2015年の大規模な洪水により診療所と学校の建物が使用不能になるという被害を受けました。プロジェクトの結果、遠方の学校での学習を強いられていた生徒や、診療所の治療を必要とする患者多数に裨益することが期待されています。
完了式典には、シュグナーン行政郡長のギヨゾーダ氏、プロジェクト・マネージャーのアトナザロフ氏に加えて、地元の関係者が多数出席。北岡大使はスピーチで「教育と健康は、日本の援助の重点分野である。今回の援助の結果、地元住民の教育と福祉が増進され、より良い未来がもたらされることを祈念する」と語り、歌と踊りで歓待する地元の関係者との交流を深めました。
その後大使は、行政郡長と将来の協力の方途をめぐり会談しました。