北岡大使、ゴルノ・バタフシャン自治州を再訪 ルーシャン行政郡で、灌漑用水路改修完了式典に出席

平成29年10月4日

10月3日、北岡大使は、 昨年9月に引き続き東部ゴルノ・バタフシャン自治州視察を開始。   4日、ルーシャン行政郡で「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による灌漑用水路改修の完了式典に出席し、スピーチを行いました。

総額は82,958ドル。  

プロジェクトの対象となった地域は山に囲まれた傾斜の厳しい地形で、毎年春になると雪解け水による土砂崩れで用水路が使用出来なくなる、という事態に悩まされて来ました。  

  この改修によって、農業用水の安定供給が実現し、農産物の収穫増大、そして3千人の住民の生活が改善することが期待されています。

  完了式典には、イモムナザル行政郡長に加えて、最も裨益するドディフドエフ町のスルタンベコフ町長など地元の関係者が多数出席。

  北岡大使はスピーチで「山がちの日本も同様の問題に悩まされて来たので、本件プロジェクトの完了は一層喜ばしい」と語り、歌と踊りで歓待する地元の関係者との交流を深めました。  


その後大使は、行政郡長と今後の両者間の協力につき会談しました。