北岡大使、ゴルノ・バタフシャン自治州を再訪 ヴァンジ行政郡で、灌漑システム完成式典に出席

平成29年10月3日

  10月3日、北岡大使は、 昨年9月に引き続き東部ゴルノ・バタフシャン自治州を再訪。  

  同日、ヴァンジ行政郡で「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による灌漑システムの完了式典に出席し、スピーチを行いました。  

  総額は82.973ドル。この建設によって、近隣の農民がピャンジ川の豊富な水に容易にアクセス出来るようになり、農業生産が大幅に増加することが期待されています。  

  完了式典には、ラジャポヴァ行政郡長に加えて、最も裨益するボドフッド町のイソクリ町長など地元
の関係者が多数出席。
 
  北岡大使はスピーチで「1989年当時、ソ連が計画した灌漑システム建設は、連邦の崩壊により実現しなかった。しかし今、我が国の援助でシステムが完成した。ボドフッド町には農業生産で大きなポテンシャルがある。それが十分に生かされるようになることを祈念する」と語り、歌と踊りで歓待する地元の関係者との交流を深めました。

  その後大使は、行政郡長と今後の両者間の協力につき会談しました。