北岡大使夫妻、ドゥシャンベ市の「障がい児混合教育推進事業」終了式典に出席
平成29年4月5日
4月5日、北岡大使夫妻はNGO「難民を助ける会(AAR Japan)」が首都ドゥシャンベで推進して来た「障がい児のための混合教育推進事業(フェーズ3)」の終了式典に出席。
これは平成27年度日本NGO連携無償資金協力の事業で、健常児と障がい児を共に学ばせる「混合教育(インクルーシブ教育)」を推進するためのものです。
式典には、AARのプログラム・コーディネーターの山根女史、タジキスタン政府教育科学省のスペシャリスト、ムハンマド氏、ドゥシャンベ市の教育副局長、サルヴィノーズ女史に加えて学校関係者やNGOの「ラシュディ・インクルーシア」、「イローダ」及び「シダ」の関係者などが出席。
自らも障がい児の父親である大使は、スピーチで「『インクルーシブ教育』とは、健常児と障がい児をつなぐ架け橋だ。伝統的な『スティグマ』に挑戦し、美しいが困難な架け橋を作ることに成功した全ての関係者の決意と勇気を高く賞賛する」と強調。
その後大使夫妻は市の第72及び第54学校でテープカットに臨み、さらに同校の授業や施設を視察しました。