「ヌーラバード行政郡ムジハルフ地区ゾロン村第25学校校舎建設計画」供与式が実施されました

平成28年11月10日


 11月10日、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」にて実施された「ヌーラバード行政郡ムジハルフ地区ゾロン村第25学校校舎建設計画」の供与式が実施されました。
 本計画では、新校舎の建設費用として、98,151米ドルが供与されました。
 本計画実施前の同校第1校舎は、1936年建設のもので、経年による痛みが著しいものでした。
 これはタジキスタン国内の他校校舎と比較してもとりわけ古いもので、老朽化により壁の各所にはひび割れが生じていました。
 また寒く暗い教室内は、児童・生徒が安全かつ快適に学習に専念できる環境とは言い難いものでした。
 今般、本計画を通して教室6室で構成される立派な校舎が建設され、供与式は盛大な祝いの場となりました。
 当館からは田村書記官が参席し、ヌーラバード行政郡郡長ドゥストゾダ氏からは日本からの支援に対し謝辞が述べられました。
 村を挙げて行われた式では、多数の児童・生徒からも感謝が述べられるととともに、伝統的な踊りが披露されました。