サングウォール行政郡にて「タジキスタン機械式地雷除去活動支援計画」完了式が実施されました
平成28年11月8日


11月8日、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」にて実施された「タジキスタン機械式地雷除去活動支援計画」の供与式が,サングウォール行政郡で行われ、当館から田村書記官が参席しました。
同計画実施にあたっては、総額271,030米ドルが供与され、1992年から1997年の内戦時に埋設された地雷の除去が行われました。
本計画対象となったサングウォール行政郡は険しい山岳地帯に位置し,ドゥシャンベ市からは主に未舗装路を東に5時間の距離にあります。
供与式では、被供与団体であるスイス地雷除去財団(FSD)タジキスタン事務所所長ディン氏、また協力団体であるタジキスタン地雷除去センター(TNMAC)所長イブロヒムゾダ氏より、勾配の険しい地形での地雷除去作業は容易なものではなかったが、無事に対象地域での地雷除去を完了することができ、近隣に住む人々が安全に農作業や放牧などを行えるようになった旨が説明され、日本からの支援に大きな感謝が述べられました。また供与式中,近隣家屋に住む住民からも、日本からの支援に大きな感謝が述べられました。
